弊社で新車ご購入後2回目(5年目)の車検でご入庫いただいたスズキ スペーシアの警告灯が点滅しているとの申し出をいただき、点検してみました。
エンジンをかけてメーターパネルを確認するとアイドリングストップ警告灯が点滅しています。
「補機バッテリーは交換したばかりなのでおかしいなぁ」と思い、スズキ専用診断機に繋いでみました。
↑補助電源モジュール関係の故障コードが出ています。
このスペーシアはSエネチャージというマイルドハイブリッド車ですので、エンジン始動したり、ワイパーを動かしたりする補機バッテリーの他に、駆動用リチウムイオンバッテリーが搭載されています。この機構廻りの故障コードです。
↑データモニターです。
色々とおかしな数字が出ています。
バッテリーがダメになったようです…普通は廃車まで無交換のはずですが…
スズキの担当者に確認するとギリギリメーカー保証範囲内との事で、助かりました!
参考までにバッテリーの新品価格を調べてみると¥104,000(税抜)です。
それでは、新しいバッテリーが届いたので交換します。
↑新品バッテリーです
リチウムイオンバッテリーは助手席の下にあります。
↑無事取り外しできました
新・旧部品です。
交換完了です。
エンジンを始動してアイドリングストップ警告灯が消えることを確認できました。
一応、診断機を繋いで故障コードとデーターモニターを確認します。
今回は、ギリギリ保証期間内で良かったですが、保証切れのスズキ車が今後同じ不具合を抱えないことを祈ります(笑)
余りに多いと、サービスキャンペーンなり保証延長なりするかものしれませんが…
H様、ありがとうございました。
対象車両情報
初年度登録年月 | 平成28年 | メーカー・ブランド | スズキ |
---|---|---|---|
車種 | スペーシ | 型式 | DAA-MK42S |