今回は、トヨタ アクアの左側面修理をご依頼いただきました。
左リアドアから左クォーターパネルにかけて大きな損傷があり、鈑金修理ではきれいに形状を復元することが難しい状態だったため、左リアドアと左クォーターパネルを交換して修理を行いました。



【左リアドアの取り外し】
はじめに、損傷した左リアドアを車両から取り外します。
ドア本体だけでなく、ドアガラス、ドアトリム、ドアハンドル、配線、ドアロックなどの付属部品も取り外します。
取り外した部品は一つずつ状態を確認し、再使用できる部品については、新しく取り付けるドアへ移植します。
また、ドアの取付部分や周辺のパネルに変形がないか確認し、必要に応じて修正を行います。
【左クォーターパネルの取り外し】
左クォーターパネルは、ドアやバンパーのようにボルトで取り外せる部品ではなく、車体に溶接されています。
そのため、損傷したクォーターパネルを決められた位置で慎重に切り離し、車体側を整えていきます。
周辺部品や車体を傷つけないよう注意しながら作業を進め、内部の損傷や変形についても確認しました。
【新品パネルの仮合わせ】
新しい左クォーターパネルを車体に合わせ、位置や形状を確認します。
左リアドアやリアバンパーなどの周辺部品との隙間、高さ、ボディラインを細かく調整し、違和感のない位置に取り付けられるよう仮合わせを行います。
この段階で位置がずれていると、ドアの開閉不良やパネル同士の隙間の不均一につながるため、慎重な調整が必要です。
【クォーターパネルの溶接・防錆処理】
位置が決まった後、新しいクォーターパネルを車体へ溶接します。
溶接部分を整えた後は、雨水や湿気によるサビの発生を防ぐため、防錆処理やシーリング処理を行います。
パネル交換では、外から見える部分の仕上がりだけでなく、見えない内部の防錆処理も重要です。
【左リアドアの取付け・調整】
新しい左リアドアを取り付け、フロントドアやクォーターパネルとの隙間や高さを調整します。
ドアがスムーズに開閉できることや、閉めた際に周囲のパネルと段差がないことを確認しながら、細かく位置を合わせていきます。
取り外していたガラス、ドアトリム、配線、ドアハンドル、ドアロックなどの部品も取り付けます。
【下地処理・塗装作業】
パネルの取付けが完了した後は、塗装前の下地処理を行います。
塗装作業では、車両のカラー番号を基準にしながら、経年による色味の変化も考慮して調色します。
同じカラー番号でも、車両の保管状況や紫外線の影響によって色味が異なる場合があります。
周囲のパネルと色や光沢に違和感が出ないよう、塗装範囲や塗り方を調整しながら仕上げました。


【作業後の確認】
塗装後は磨き作業を行い、修理箇所の仕上がりを確認します。
あわせて、以下の項目を点検しました。
・左リアドアがスムーズに開閉するか
・ドアと周囲のパネルの隙間が均一か
・パネルの高さやボディラインが合っているか
・塗装の色味、光沢、塗装肌に違和感がないか
・修理箇所から雨水が侵入するおそれがないか
・ドアロックやパワーウインドウなどが正常に作動するか
・灯火類や取り外した関連部品が正常に作動するか
すべての確認を行い、左側面がきれいな状態に仕上がりました。
【鈑金修理とパネル交換について】
ドアやクォーターパネルの損傷は、へこみの大きさや変形の程度によって、鈑金修理で対応できる場合と、パネル交換が必要になる場合があります。
見た目では小さな損傷に見えても、内部の骨格や取付部分まで変形していることがあります。
事故や接触によって車体を損傷した際は、早めの点検をおすすめします。
当店では、トヨタ アクアをはじめ、国産車のキズ・へこみ修理、ドア交換、クォーターパネル交換、バンパー修理、事故修理などに対応しております。
自動車保険を使用した事故修理についてもご相談いただけます。
修理方法や費用、お預かり期間は、損傷状態、交換部品、ボディカラー、部品の入荷状況などによって異なります。
正確なお見積りには現車確認が必要となりますので、鈑金塗装修理をご希望の方は、事前にご予約のうえご来店ください。
対象車両情報
| メーカー・ブランド | トヨタ | 車種 | アクア |
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